【VEGETARE column #08】

トマトクリスタルの生まれた場所「福井県福井市」

 

 

 

こんにちは!

今月も、ベジターレ 主宰・HIROYOがお届けする【ベジターレコラム】をお届けします。



今回は、ベジターレのトマトクリスタルの産地である「福井県福井市」をご紹介しようと思います。



福井県といえば、鯖江のメガネなどが有名で、製造業が盛んなイメージがあります。

 

一方では、、清流も多数あり、自然豊かな田園の広がる、食材の豊富な地域でもあるのです。日本で作付面積1位を続ける人気品種「コシヒカリ」はここ、福井県が発祥なんです。



清流の豊かな恵みを受けた地酒やお蕎麦も本当に美味しくて、特に、辛味大根で食べるお蕎麦が絶品!

 

私は、福井の越前蟹が大好きで、冬になるとどうしても食べたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

そんな、毎回訪れるたびに、食の豊富さ、美味しさに感動する福井県。

 

私が福井に初めて訪れたのは、今から11年程前、ベジターレで『トマトクリスタル』に使用するトマトを探し求めていたときでした。

 

トマトクリスタル を開発するにあたり全国50を超える産地のトマトを食べ比べしたり、産地を訪れ選定しました。

 

そこで選びに選び抜いたのが、福井県の「越前とまと」だったのです。

 

甘いだけのトマトだけではだめだったのです。しっかりと酸味がたち、甘みや水分量のバランスがとてもよかったのです。

 

 

 

 

 

『トマトクリスタル』は、日本酒の大吟醸などに使われる伝統的な「雫取り」という伝統技術を応用しています。

 

日本酒の世界では「雫取り」は蔵の中で最高の手間と醸造の技術を盛り込んで仕込む大吟醸や最上級のものとなります。

 

トマトクリスタル では、もろみを入れる「もろみ袋」にトマトを入れて吊るし、圧力をかけずに自然の重力のままにトマトの雫が落ちてくるのを待つのが、「雫取り製法」です。

 

 

 

 

一雫ずつ、上質なトマトのエキスを落として集めているので、トマトジュースなのに、赤くないんです!



雑味がなく、さらりとクリアで、透き通る味わいが特徴。

サプライズにはもってこいのトマトジュースです。

 

 

 

 

 

「越前とまと」は、化学肥料や農薬に頼らず、水分量にも気を配りながら有機質土壌で栽培をしている、とても良質なトマト。



しかし、私が「越前とまと」と出会った2012年の時点では、後継者不足で生産者が減少してしまっている状態でした。

 

かつては県内でもトップクラスのトマト生産地だったのにも関わらず、最下位クラスになってしまっていました。

 

そのことを危惧していたJA福井市とトマト部会の部会長さんと意気投合!

 

「自分たちはこんなに美味しいトマトをつくっている」と誇れるような商品を、ということで、一緒に「トマトクリスタル」をつくることになりました。



はじめは、部内からも「トマトジュースなのに透明ってなに?」「こんなの売れるわけない」という反対もあったのですが、部会長さんが、今の状況をどうにかしなきゃという熱い思いで説得してくださり、商品化が実現。

 

そして実際に出来上がった『トマトクリスタル』は、ミシュラン星付きのレストランや全日空のファーストクラスでも扱われるようになったのです。

 

そのことが、「自分たちの生産しているトマトがこんなに評価されている」という生産者の皆さんの自信や誇りにも繋がり、とても喜んでくださいました。

 

更に、ベジターレのお客様の中からトマトクリスタルのトマトを求めて、福井県を訪ねてみようという人も現れ始め、この成功事例は、まさにベジターレがやりたかったこと!

 

『日本全国の究極においしいお野菜や果物を、究極においしいベジギフトに! 日本の食の魅力を世界へ!』

というベジターレの理念を、体現してくれたエピソードです。




もう一つの赤いトマトジュース『トマトルビー』に使用しているトマト「越のルビー」も福井県産。こちらは宝石のルビーのように真っ赤なミディトマトで、コクのあるジューシーな味わい。贅沢に100%を使用して、トマトジュースにしています。

 

 

 

 

【トマトクリスタル】商品ページはこちら

【トマトルビー】商品ページはこちら

 

どちらも味わいが全く違うトマトジュースなので、ぜひお試しくださいね!



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そしてここからは、私のおすすめスポットをご紹介します。

 

福井の3大観光スポットといえば、恐竜博物館、永平寺、東尋坊。

こちらは定番で、私も子どもたちも大好き!

 

福井に訪れたら一度は行ってほしいのですが、今回は、伝統工芸に触れられるスポットを2つ、ご紹介します。




◆最初にご紹介するのは、「タケフナイフビレッジ」

 

福井は製造業がさかんで、和紙、漆器、刃物などの伝統工芸が受け継がれている地域。

 

「越前刃物」は、熱した鉄を叩いて形づくる日本古来の火づくり鋳造技術を使い、包丁を手研ぎで仕上げているのです。ここは、越前の職人さんたちが実際に、包丁を作っているところを見られる貴重な施設。

 

 

 

 

我が家の刃物は、すべて越前の刃物。

欠けたりしてもお直ししてくれるし、当然ながら切れ味も抜群。

 

ここの包丁を使うと全然作業効率がまったく違うので、毎日のお料理が捗ります!

 

ここを訪れると「一生モノの刃物を持つ」って大事だな、と思います。

 

・HPはこちらから

 

 

◆次にご紹介するのは、「越前和紙の里」

 

 

 

 

 

福井県の越前和紙は全国一の和紙の生産地です。

 

和紙がどうやって作られているかを見られたり、自分だけのオリジナルの和紙を作ることができるところ。

 

「紙漉き」という経験って、あまりないと思うのですが、ここではその体験ができます。

 

日本の伝統技術って本当に素晴らしい!

福井へ訪れたら、ぜひその伝統技術を体験しに行ってみていただきたいです。

 

・HPはこちらから





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福井県は、食の宝庫でもあり、伝統工芸の宝庫でもあります。

春夏秋冬、まったく表情が違うので、ぜひ、好きな季節に訪れてみてください。

 

私のおすすめは越前蟹の美味しい冬ですが、夏もまた違う風情があって、素晴らしい!

 

ここで紹介しきれない魅力もまだまだたくさん…!

 

福井へ訪れたら、たくさん食べて、たくさん自然や伝統工芸に触れてみてくださいね。




次回のコラムもお楽しみに♪

みなさまも、ベジライフを楽しんでくださいね!



ベジターレ HIROYO

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