温度帯で同梱できる商品を探す
こんにちは！【ベジターレコラム】をお届けします。
今回のテーマは、ベジターレが厳選した栗の生産地「茨城県笠間市」について。
笠間市で生産されている「いわまの栗」を初めて食べた時の衝撃は、今でも忘れられません！
ベジターレではお馴染みの「幸せの缶ケーキ」。
その中でもこの時期に大人気なのが、茨城県笠間市のブランド和栗「いわまの栗」を使用した「熟成和栗のモンブラン」。
香りを補うためのブランデーなどお酒類は一切使用せず、栗本来の美味しさを十分に楽しんでいただけるように作っています。
洋風だけれど、和菓子のようなほっこり感も感じられる、最上級の和栗モンブラン。
その誕生のきっかけは、私が、「栗ってこんなに美味しかったの？！」と驚いた、「いわまの栗」との出会いにあります。
私は正直、この栗に出会うまで、栗がこんなに美味しい食べ物だとは知りませんでした。
栗といえば、丹波や能登、熊本と有名な産地はありますが、実は茨城県は、栗の栽培面積、生産量、出荷高が全国一位。栗の栽培が盛んに行われているのです。
笠間市は、愛宕山がそびえ、農業も盛んに行われている豊かな地域。また、昼と夜の寒暖差がしっかりとあるので、農産物や栗にとっては、最高の環境なのです。
栗は、縄文時代から食べてきたとされていて、日本人にとても馴染みの深い食材。
あまりイメージに無いかもしれませんが、栄養価も非常に高いのです。
栗は、でんぷんが多く、脂質が少なくヘルシー。さらに、ビタミンやミネラル、食物繊維も豊富な食べ物です。まさに大昔から食べられているスーパーフード！
ベジターレの「熟成和栗のモンブラン」の栗を栽培してくださっているのは、栗農家の鈴木さん。
栗栽培において最も重要なのは、日照。そのための最適な環境を整えながら、無農薬、無科学肥料での栗栽培をしていらっしゃるとても素晴らしい農家さんです。
「栗は鮮度が命」「ナマモノを扱うように大切に扱う」のだと教えてくれたのも、鈴木さん。
一見丈夫そうにみえる栗は、実はとても繊細で、収穫後はどんどん鮮度が落ちていってしまうのです。
栗は熟すと、自然と地面に落ちます。
なので、鈴木さんの農園では、無理に木から落としたりせず、自然に落ちた鮮度の高い栗を、その日のうちに拾って収穫します。
そこから、鮮度が落ちないうちに、すぐに加工場へ。
そこでは、収穫仕立ての栗を0〜-2度で低温熟成させていきます。すると、栗の中のデンプンが糖に変化し、収穫直後のものと比べて糖度は約3倍にまで増え、しっとりと甘くて、濃厚な栗になるのです。
実は、ベジターレのモンブランに使用する栗は、薬剤で虫や卵を除去する“燻蒸処理”をせず、“無燻蒸”のもののみ。一つ一つ目で見て選定をしているからです。
それに、鬼皮や渋皮を剥くのも、すべて手作業。実は、栗は機械化が進んでいないので、とても手間がかかります。
そのため、栗農家は年々減少しており、近い将来は栗がレア食材になるかも？！と言われているほど。
ベジターレのモンブラン1つにも、それほど多くの生産者の方の手がかかっているかと思うと、私もより一層、一口一口を深く味わいたいなと思います。
「いわまの栗」を使った熟成和栗のモンブラン、ぜひお試しくださいね。
どこを食べても栗本来の風味がふわっと広がる、私も大好きなモンブランです。
クリームの飾りにリボンでおめかしした可愛らしい缶に入れて、お届けします。
ーーー
そしてここからは、私のおすすめスポットをご紹介します。
◆「回廊ギャラリー門」
笠間市は、陶芸の町としても有名で、栃木県の益子焼と並んで、関東の二大生産地。現在も約300の「笠間焼」の窯元さんが活躍されています。
陶芸作品がたくさん立ち並ぶ「ギャラリーロード」が大好きで、訪れる度に立ち寄るのですが、その中でもおすすめは「回廊ギャラリー門」というお店。中庭を取り囲むように回廊を眺めながら、作品を見ることのできる、本当に素敵な場所なのです。
開放的な空間の中に焼き物の調和が素晴らしく、いるだけで癒されるので、ぜひ、訪れてみてください。
HPはこちらから
◆「菊まつり」
そして笠間市は、菊も有名ですね。
春のつつじも素敵だけれど、私は秋の「菊まつり」も大好きです。
日本で最も古い菊の祭典で、色鮮やかで多種多様な菊の花が楽しめます。
今年は11/26まで開催中なので、もしお時間が合う方は、ぜひ訪れてみてくださいね。
HPはこちらから
https://www.kasama-kankou.jp/page/dir000187.html
あとは、笠間で栗巡りもおすすめです！
日本一の栗の産地だけあって、モンブランはもちろん、焼き栗や栗のパンなど、栗を使ったお店がたくさんあります。
こだわりのお店では笠間焼のお皿で出てくることも多いので、コーヒーや紅茶とともに、笠間をじっくり楽しむことができますよ。
今回は、何度行っても楽しい発見のある、茨城県笠間市をご紹介しました。
ーーー
次回のコラムもお楽しみに♪
みなさまも、ベジライフを楽しんでくださいね！
ベジターレ HIROYO
ーーー