こんにちは!【ベジターレコラム】をお届けします。
今回のテーマは、ベジターレでも毎年大好評の春の限定プレミアムスイーツ『桜ゼリー』の八重桜を生産する「神奈川県小田原市」について。
神奈川県小田原市は、お隣の秦野市とともに食用の「八重桜」の生産量が全国一位!
ベジターレでもここ数年、この季節になると、小田原を含む神奈川県産の八重桜を使用した『桜ゼリー』を販売しています。
「お家でも桜を感じられて嬉しい!」「入学祝いのお返しに孫が贈ってくれ、とても嬉しかった」など、さまざまな嬉しいエピソードもお送りいただいて、私も毎年、とても嬉しい気持ちになります。
『桜ゼリー』は、毎年楽しみにしてくださっている方がたくさんいる、大人気のプレミアムスイーツなのです。
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小田原市は、神奈川県の西エリア。
戦国時代には後北条氏の城下町として発展し、江戸時代には東海道屈指の宿場町として栄えた町です。小田原城が有名ですよね。
気候も、1年を通して温暖で、みかんや梅などの果樹栽培も盛んです。
小田原の城下町には、多くの民家に今でも梅の木が植えられているということもあるようです。
江戸時代には、東海道を行き来する旅人が箱根八里を越える際に弁当が傷むのを防ぐ目的や、旅の疲れを回復させるための必需品として梅干しを利用していたそう。
そして実は、小田原市とお隣の秦野市は、食用の桜花漬けの一大産地でもあります。国産食用の8〜9割は、この2つの市で生産しているといわれています。
初めて桜花を塩漬けにして食用にしたのは、江戸時代末期だそう。
桜ゼリーで使用している桜花は、小田原の漬物メーカー「丸イ食品」が桜の花の食用加工をしています。
桜花を生産するようになった理由もいくつかあり、古くから八重桜が自生していたから、というのもその一つ。
そして、桜漬けには「塩」と「梅酢」が必要ですが、小田原は梅の産地でもあるので、合わせて、食用桜の生産が盛んになったとも言われています。
日本の春の風物詩である「桜」。
「桜」って、日本人にとってはやっぱり特別な花なんですよね。
お花見に訪れて目で見て楽しむのはもちろん、古くから、桜湯や桜餅、桜スイーツなど、食用として楽しむ日本独自の文化もあります。
日本には、自生種と園芸品種を合わせて300種以上の桜があるといわれていますが、桜花漬けに用いられるのは、八重桜。
ソメイヨシノが咲き終わった頃に咲く、花びらが幾重にも重なって美しい桜です。
なかでも桜ゼリーに使用しているのは鮮やかな桃色が美しく香りも強い「関山」という品種です。
収穫は、毎年4月中旬〜5月初旬頃で、脚立で高いところに登り、傷付けないように手作業で収穫をします。
開き切ってしまうと塩漬けにした時にバラバラになってしまうため、満開の花ではなく、6〜8分咲きの花を摘み取ります。
八重桜は咲き始めると一気に満開まで咲いてしまうので、収穫時期になると、毎日タイミングを見計らいます。
桜の花はとてもデリケートなので、収穫も、紫外線の強い昼間の時間帯は避け、早朝に。
桜の加工も時間が勝負なので、摘みたての桜花を、その日のうちに加工します。
ガクの部分を取り除いた花びらに塩をまぶして、梅酢に3週間ほど漬け、漬け込んでいる間にも満遍なく漬け込めるように、天地を返したり、手をかけていきます。
このように、桜花は、収穫から加工まですべて手作業。
ゼリーにするには、「この豊かな食感と香りをいかに残すか」ということが重要なので、とても繊細な作業です。
こうやって収穫や加工の工程を知ると、桜花の美しさや儚さを、より一層深く感じることができますね。
『桜ゼリー』は、このように丁寧に時間をかけて加工された八重桜を、水温や時間を調整しながらゼリーに漬け、一輪ずつゆっくりとゼリーの中に桜の花びらを開花させていくのです。
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ぷるぷるつるん♪とした食感と、大輪の八重桜が美しい『桜ゼリー』は、桜の香りがふわっと広がる、春のプレミアムスイーツ。
春ギフトやお祝いギフトとしてもとても人気で、ぜひその豊かな香りを、ゼリーで味わっていただきたいです。
そのままグラスに移してゼリーとして召し上がっていただいてもいいし、日本酒やシャンパンなどと合わせてカクテルゼリーにしてみても絶品。
おもたせやホームパーティーのデザートにも最適です◎。
私自身としては、ここ小田原の食用桜生産の地でも後継者不足が問題となっているので、ぜひクオリティも高く風味豊かな「日本の食用桜」の魅力を皆さんに知っていただきたいという思いもあります。
小田原の八重桜は、香りも風味も最上級。見た目にも美しく、とっても豊かな桜花です。
ぜひ、ベジターレの『桜ゼリー』で、美しい日本の春を感じてみてくださいね。
桜ゼリーがセットになった春ギフトもぜひご覧くださいませ。
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そしてここからは、私のおすすめスポットをご紹介します。
◆小田原城 × 桜
小田原の春といえば、なんといっても小田原城の桜。
小田原城と桜のコントラストがとっても美しく、見るたびに感動します!
例年3月中旬に開花し、約10日ほどで見頃を迎える、小田原城址公園の桜。
開花後は、ライトアップの演出もあります。
開花情報などはこちらのHPに公開されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
https://www.odawara-kankou.com/sakura/
今回は、これから見頃の季節を迎える「桜」の美しい、神奈川県小田原市をご紹介しました。
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次回のコラムもお楽しみに♪
みなさまも、ベジライフを楽しんでくださいね!
ベジターレ HIROYO
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